ゴルフスコア管理アプリの違い
SQORE編集部 | 2026年8月14日調べ・2026年10月5日更新
はじめに(この記事の立場)
この記事はSQOREを作っている会社が書いています。そのうえで、他社が優れている点はそのまま優れていると書きました。実際、スコアを付けて分析するだけなら、4つの間に大きな差はありません。逆にSQOREに無い機能もはっきり書いています。
内容は2026年8月14日時点の各社公式情報(App Storeの説明文・公式サイト・公開されているアプリ画面)にもとづきます。アプリは更新されるので、最新は各社でご確認ください。
SQOREにGPSマップ(タップした地点までの距離計測)が加わったため、SQOREの記述を更新しました(2026年8月19日)。他社の情報は2026年8月14日時点のままです。
スコアの入れ方と楽天のゲーム機能は、2026年10月5日に各社の公式情報で確かめ直しました。
結論から
SQOREを軸に3行でまとめると、こうなります。
SQOREの立ち位置
① スコア管理アプリとして、大手3つと遜色ありません。スコア入力・ティーショットの記録・分析まで、4つとも無料で一通りそろっています。
② そのうえで、SQOREにしかない細かい機能があります。いま立っているホールの過去のティーショットとOB、ティー別の合計距離、クラブ別のキープ率、1ペナ率、ゴルフ場別の成績ランキングなど。
③ そして握りのポイント計算は、他の3つにはない部分です。12種類のゲームをルールごと自動計算します。
逆に言えば、スコアを付けて分析するだけなら、どれを選んでも大きな差はありません。差がつくのは、その周りです。
| こういう人は | これ |
|---|---|
| 残り距離が自動で出るコースマップが欲しい | 楽天(無料) |
| 大人数のコンペを集計したい | GDO(新ペリアなどに対応) |
| スイングを直したい | 楽天/GN+(AI解析) |
| 他の人と比べたい | GN+(みんなの平均) |
| オリンピックやラスベガスをやる | SQORE |
機能の比較表
4つのアプリで、できることを1つの表にまとめました。
| 機能 | GDO | 楽天 | GN+ | SQORE |
|---|---|---|---|---|
| スコア記録(4つとも無料) | ||||
| スコア・パット・OB・ペナルティ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ティーショットの記録 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 分析(平均スコア・パット・フェアウェイキープ率など) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 写真つきスコアカード・履歴 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 入力のしかた | ||||
| 同じ組の4人のスコアを1画面に表示 | ○ | ○ | △名前をタップして1人ずつ切り替え | ○ |
| 入れる人を選ばずに入力 | 人の枠をタップ→数字 | 人の枠を選ぶ→数字 | 名前をタップ→入力 | ○4人それぞれに+− |
| 打数の入れ方 | 数字キー | 数字キー+−にも切替可 | 数字キーロール式にも切替可 | +−パーから始まる |
| いま立っているホールの過去の成績 | - | - | - | ○平均・OB率、当時のクラブや打数 |
| 距離・コース | ||||
| 残り距離が自動で出るコースマップ | △無料は4H目以降に制限。全機能は月300円 | ○完全無料 | △有料。1ゴルフ場90日160円 | ×タップで測るGPSマップ(月100円) |
| 仲間・コンペ | ||||
| 大人数のコンペ集計 | ○新ペリアなどに対応 | ○リーダーボード | ○ | × |
| 「みんなの平均」との比較 | - | - | ○ | - |
| 練習・その他 | ||||
| AIスイング解析 | - | ○ | ○ | × |
| Apple Watch | - | ○ | ○月330円 | × |
| 握り(ゲーム) | ||||
| 握りのポイント計算 | - | △7種類。細かい設定はできない | △数値を手入力して集計 | ○12種類をルールごと自動計算 |
○ある △条件つき × SQOREには無い - 公式情報で確認できなかったもの(2026年8月14日時点。入力のしかたは2026年10月5日にApp Storeのアプリ画面で確認)
スコア入力の手間
GDOや楽天も4人のスコアを1画面に並べて表示しますが、数字キーは1つなので、同伴者のぶんは毎回「入れる人の枠をタップ→数字」です。SQOREは4人それぞれに+−があり、人を選ぶ操作がいりません。そのかわり、打数を直接押せる数字キーのほうが速い場面もあります。
| 場面 | SQORE | 数字キーのアプリ(GDO・楽天) |
|---|---|---|
| 同伴者のスコアを入れる | ○人を選ばずに+− | △毎回、人の枠をタップ→数字 |
| 自分のパー4で7(トリプルボギー) | △4から+を3回 | ○「7」をワンタップ |
| そのホールの過去の成績を見る | ○スコア画面に出る | - |
4人ぶん付けるならSQORE、自分のスコアだけなら数字キーのアプリが少しだけ楽、という違いです。そのホールの過去の成績が見られるのはSQOREだけです。数字を押したあと次の人へ自動で移るかどうかは、各社の公式情報では確認できませんでした。
「パーオン率が見られるのはどれか」といった細かい違いを気にする方もいますが、実用上はどれも足ります。ボギーオン率の記事で触れたような指標も、複数のアプリが出しています。
そこだけのこと
GDOスコア
- コンペ機能が本格的 — 「仲間を招待することで、他の組のスコアを集計しリーダーボードを表示」でき、新ペリアなどさまざまなコンペルールに対応(公式説明文)。4つの中で唯一、コンペのハンデ集計に明示的に対応しています
- グループ機能 — グループとイベントを作ってスコアを連携し、仲間とのランキングや通算成績を自動集計
- コースマップが細かい — 中間点距離・同心円距離・ピンポジション設定まで
- ギア情報、レッスン記事、GDOのクーポン
コースマップは無料でも使えますが、無料版は4ホール目以降に一部機能制限があり、全ホールで全機能を使うにはプレミアムプラン(月額300円)が必要です。
楽天ゴルフスコア管理
- GPSコースマップが完全無料 — 「スコアを登録の他に無料で使えるGPSコースマップ」(公式説明文)。距離・高低差・飛距離計測まで無料。4つの中で一番手厚いです
- ドローン空撮動画 — 対象コースでコースのレイアウトを動画で確認できる
- クラブ別分析 — クラブごとの飛距離・精度
- 楽天ポイント・楽天チェックイン — バーコード提示で来場手続き、GORAの予約情報とも連携
- リーダーボードとチャット、Apple Watch対応、AIスイング解析
楽天経済圏を使っている人には、これが一番自然な選択になると思います。2026年9月には、ラスベガスやスキンズなど7種類のゲーム機能も加わりました。
GN+(ゴルフネットワークプラス)
- 「みんなの平均」との比較 — 自分の平均スコアが、全体の平均と並べて表示されます。他のアプリには無い切り口です
- ヤーデージ別の平均スコア — コースの距離帯ごとに自分の平均が出る
- ゴルフ番組とレッスン動画 — PGAツアー中継やレッスン動画500本以上(有料プラン)
- Apple Watch対応、コンペ機能
GPSナビは有料で、1ゴルフ場90日間160円(初回1ゴルフ場30日は無料)。Apple Watchの利用は月額330円です。
SQORE
- 握り(ゲーム)のポイント計算 — オリンピック、ラスベガス、ナッソー、ホールベスト、へび、オネストジョンなど12種類(ドラコン・ニアピンのポイントも同時に集計)。バーディで倍、大叩きの打数を打ち切る「カット」、引き分けを次のホールに持ち越す「キャリー」、3人のときに架空の4人目を立てる「ゴースト」といった細かいルールまで設定でき、途中経過から精算まで自動です
- いま立っているホールの、自分の過去 — 同じコースを回ると、そのホールの平均スコアとOB率がスコア画面に出ます。遡ると、そのとき使ったクラブ・ティーショットの方向・OB・打数まで見られます
- チェックイン画面でティー別の合計距離 — 白/青などを切り替えると距離が出るので、「短いから青で」という判断がその場でできます
- クラブ別のフェアウェイキープ率、1ペナ率・OB率、ホール別平均、ゴルフ場別の成績ランキング(回数・平均・ベストで並べ替え)
- 過去に行ったゴルフ場を検索できる
- 成績の引き継ぎ — 他アプリや紙から移ってきた人が、これまでのラウンド数や平均スコアを初期値として入れられます
なお、SQOREにもGPSマップがあります(プレミアム/月額100円に込み)。衛星写真の上でグリーンや狙う場所をタップすると、いま立っている場所からの距離がヤードで出ます。コースごとの事前ダウンロードは要りません。ただし——
SQOREに無いもの(正直に)
グリーンまでの残り距離が自動で出るコースナビはありません。SQOREのGPSマップは、測りたい場所をタップして距離を出す方式です。グリーンまでの残り距離が常に出ている、高低差が分かる、ピンポジションを設定できる——そこまで欲しいなら、楽天かGDOのほうが確実です。コンペ機能もありませんので、大人数のコンペをアプリで集計したいならGDOです。AIスイング解析もApple Watch対応もありません。
SQOREは同じ組の4人ぶんを1台で完結させる作りで、大人数の集計ツールではありません。
握りをやるなら、なぜSQOREなのか
オリンピックやラスベガスのポイント計算に、正面から対応しているアプリは多くありません。
| 握りのポイント計算 | |
|---|---|
| GDO | 公式情報に該当機能の記載なし(コンペのハンデ集計には対応) |
| 楽天 | ラスベガスなど7種類(2026年9月〜)。ただし細かい設定ができない(配点・ルールは固定)。結果も「合計が一番多い人が勝ち」だけで、誰が何ポイントの精算は出ない |
| GN+ | 「汎用的に使えるポイント機能」。プラス/マイナスの数値をテンキーで入力して集計する方式 |
| SQORE | 12種類のゲームをルールごと自動計算。打数を入れるだけで精算まで出る |
GN+のApp Storeレビューには、利用者から「ポイントの記録ができますが、更に詳細な記録(オリンピック・ニアピン・ドラコン)が区別出来ればと感じました」という要望が寄せられています(2024年4月)。
乗り換えても、失うものは少ない
SQOREはスコア管理アプリとして、上に書いたとおり他社とほぼ同じことができます。だから「握りの計算のために、もう1つアプリを入れる」必要がありません。いま使っているアプリの代わりに使って、握りの計算が増える、という形になります。
コースマップやコンペ集計が必要な日は、そちらのアプリと併用してください。
どれを選ぶか
| 目的 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| スコアを記録して分析したいだけ | どれでも | 4つとも無料で内容もほぼ同じ |
| 残り距離を自動で出したい | 楽天 | GPSコースマップが完全無料 |
| 大人数のコンペの幹事 | GDO | 新ペリアなどのコンペルールに対応 |
| スイングを直したい | 楽天/GN+ | AIスイング解析 |
| 楽天をよく使う | 楽天 | ポイント・予約・チェックインが連携 |
| 仲間内で握りをやる | SQORE | 12種類のゲームを自動計算 |
よくある質問
ゴルフのスコア管理アプリ、結局どれがいい?
スコアを付けて分析するだけなら、GDO・楽天・GN+・SQOREのどれでも大きな差はありません。4つとも無料で、スコア入力・ティーショットの記録・分析が一通りそろっています。残り距離を自動で出したいなら楽天(GPSコースマップが完全無料)、大人数のコンペを集計したいならGDO、握りをやるならSQORE、という選び方になります。
オリンピックやラスベガスのポイント計算ができるアプリは?
正面から対応しているものは多くありません。SQOREは12種類のゲームをルールごと自動計算します。GN+は数値を手入力して集計する「汎用的に使えるポイント機能」、楽天は2026年9月にラスベガスなど7種類を加えましたが、細かい設定はできず(配点・ルールは固定)、結果も「合計が一番多い人が勝ち」だけです(2026年10月5日時点)。GDOは公式情報に該当機能の記載がありません(2026年8月14日時点)。
スコア管理アプリのGPSコースマップは無料?
アプリによって違います。楽天は完全無料です。GDOは無料でも使えますが、無料版は4ホール目以降に一部機能制限があり、全ホールで全機能を使うにはプレミアムプラン(月額300円)が必要です。GN+のナビ機能は有料で、1ゴルフ場90日間160円(初回1ゴルフ場30日は無料)。SQOREのGPSマップはプレミアム(月額100円)に含まれますが、コースマップではなくタップ計測です。
コンペの集計ができるアプリは?
GDOのコンペ機能は「新ペリアなどさまざまなコンペルールにも対応」と公式に明記されています。楽天とGN+にもリーダーボードやコンペ機能があります。SQOREには大人数のコンペを集計する機能はありません。
自分のスコアだけ付けるなら、どのアプリが楽?
自分1人のスコアだけなら、数字キーで「7」などを直接押せるGDOや楽天のほうが少しだけ手早く入れられます。SQOREは打数を+−で動かすので、パー4で7なら4から+を3回押します。同伴者のぶんも付けるときは、GDOや楽天は4人が1画面に並んでいても数字キーが1つなので、毎回「入れる人の枠をタップ→数字」の順になります。SQOREは4人それぞれに+−があるので、人を選ぶ操作がいりません。いま立っているホールの過去の成績がスコア画面に出るのはSQOREだけです。
SQOREにできないことは?
グリーンまでの残り距離やピンポジションが自動で出るコースナビ、大人数のコンペ集計、AIスイング解析、Apple Watch対応がありません。SQOREのGPSマップは、測りたい場所をタップして距離を出す方式です。同じ組の4人ぶんを1台で完結させる作りなので、大人数の集計ツールではありません。
パーオン率やボギーオン率が見られるのはどれ?
複数のアプリが出しています。GDOは公式説明文に「パーオン率やフェアウェイキープ率など、より細かな分析データも確認できます」と記載があります。SQOREはパーオン率・ボギーオン率・リカバリー率・サンドセーブ率に加え、平均パットをパーオン時とボギーオン時に分けて表示します。
この記事の調べ方
2026年8月14日時点で、App Storeに掲載されている各アプリの公式説明文、各社の公式サイト、App Storeで公開されているアプリ画面(GDO 8枚・楽天 10枚・GN+ 9枚)を確認しました。「記載なし」としたものは、公式情報で確認できなかったという意味であり、機能が無いと断定するものではありません。アプリは更新されるため、最新の内容は各社の公式情報をご確認ください。