ゴルフスコア管理アプリの違い
SQORE編集部 | 2026年8月14日調べ
はじめに(この記事の立場)
この記事はSQOREを作っている会社が書いています。そのうえで、他社が優れている点はそのまま優れていると書きました。実際、スコア管理アプリとしてはSQOREにできて他社にできないことは、ほとんどありません。逆にSQOREに無い機能もはっきり書いています。
内容は2026年8月14日時点の各社公式情報(App Storeの説明文・公式サイト・公開されているアプリ画面)にもとづきます。アプリは更新されるので、最新は各社でご確認ください。
2026年8月19日追記: SQORE 2.1.0でGPSマップ(タップした地点までの距離計測)を追加したため、該当箇所を書き直しました。他社の情報は2026年8月14日時点のままです。
結論から
SQOREを軸に3行でまとめると、こうなります。
SQOREの立ち位置
① スコア管理アプリとして、大手3つと遜色ありません。スコア入力・ティーショットの記録・分析まで、4つとも無料で一通りそろっています。
② そのうえで、SQOREにしかない細かい機能があります。いま立っているホールの過去のティーショットとOB、ティー別の合計距離、クラブ別のキープ率、1ペナ率、ゴルフ場別の成績ランキングなど。
③ そして握りのポイント計算が、ここだけ次元が違います。12種類のゲームをルールごと自動計算します。
逆に言えば、スコアを付けて分析するだけなら、どれを選んでも大きな差はありません。差がつくのは、その周りです。
| こういう人は | これ |
|---|---|
| 残り距離が自動で出るコースマップが欲しい | 楽天(無料) |
| 大人数のコンペを集計したい | GDO(新ペリアなどに対応) |
| スイングを直したい | 楽天/GN+(AI解析) |
| 他の人と比べたい | GN+(みんなの平均) |
| オリンピックやラスベガスをやる | SQORE |
4つとも共通してできること
ここは横並びです。どれも無料で使えます。
- スコア入力 — 同伴者ぶんもまとめて記録できる
- ティーショットの結果の記録 — 方向やキープしたかを残せる
- OB・バンカー・ペナルティの回数
- パット数
- スコアの分析 — 平均スコア、パット数、フェアウェイキープ率など
- 写真つきスコアカード — SNSや仲間への共有
- 履歴の保存 — 過去のラウンドの振り返り
「パーオン率が見られるのはどれか」といった細かい違いを気にする方もいますが、実用上はどれも足ります。ボギーオン率の記事で触れたような指標も、複数のアプリが出しています。
そこだけのこと
GDOスコア
- コンペ機能が本格的 — 「仲間を招待することで、他の組のスコアを集計しリーダーボードを表示」でき、新ペリアなどさまざまなコンペルールに対応(公式説明文)。4つの中で唯一、コンペのハンデ集計に明示的に対応しています
- グループ機能 — グループとイベントを作ってスコアを連携し、仲間とのランキングや通算成績を自動集計
- コースマップが細かい — 中間点距離・同心円距離・ピンポジション設定まで
- ギア情報、レッスン記事、GDOのクーポン
コースマップは無料でも使えますが、無料版は4ホール目以降に一部機能制限があり、全ホールで全機能を使うにはプレミアムプラン(月額300円)が必要です。
楽天ゴルフスコア管理
- GPSコースマップが完全無料 — 「スコアを登録の他に無料で使えるGPSコースマップ」(公式説明文)。距離・高低差・飛距離計測まで無料。4つの中で一番手厚いです
- ドローン空撮動画 — 対象コースでコースのレイアウトを動画で確認できる
- クラブ別分析 — クラブごとの飛距離・精度
- 楽天ポイント・楽天チェックイン — バーコード提示で来場手続き、GORAの予約情報とも連携
- リーダーボードとチャット、Apple Watch対応、AIスイング解析
楽天経済圏を使っている人には、これが一番自然な選択になると思います。2026年8月5日には、ホールごとに金・銀・銅メダルを取り合うゲーム機能(ベータ版)も追加されました。
GN+(ゴルフネットワークプラス)
- 「みんなの平均」との比較 — 自分の平均スコアが、全体の平均と並べて表示されます。他のアプリには無い切り口です
- ヤーデージ別の平均スコア — コースの距離帯ごとに自分の平均が出る
- ゴルフ番組とレッスン動画 — PGAツアー中継やレッスン動画500本以上(有料プラン)
- Apple Watch対応、コンペ機能
GPSナビは有料で、1ゴルフ場90日間160円(初回1ゴルフ場30日は無料)。Apple Watchの利用は月額330円です。
SQORE
- 握り(ゲーム)のポイント計算 — オリンピック、ラスベガス、ナッソー、ホールベスト、へび、ドラコン・ニアピン、オネストジョンなど12種類。バーディ倍・カット・キャリー・リーチ・3人ゴーストといった細かいルールまで設定でき、途中経過から清算まで自動です
- いま立っているホールの、自分の過去 — 同じコースを回ると、そのホールの平均スコアとOB率がスコア画面に出ます。遡ると、そのとき使ったクラブ・ティーショットの方向・OB・打数まで見られます
- チェックイン画面でティー別の合計距離 — 白/青などを切り替えると距離が出るので、「短いから青で」という判断がその場でできます
- クラブ別のフェアウェイキープ率、1ペナ率・OB率、ホール別平均、ゴルフ場別の成績ランキング(回数・平均・ベストで並べ替え)
- 過去に行ったゴルフ場を検索できる
- 成績の引き継ぎ — 他アプリや紙から移ってきた人が、これまでのラウンド数や平均スコアを初期値として入れられます
なお、SQOREにもGPSマップがあります(プレミアム/月額100円に込み)。衛星写真の上でグリーンや狙う場所をタップすると、いま立っている場所からの距離がヤードで出ます。コースごとの事前ダウンロードは要りません。ただし——
SQOREに無いもの(正直に)
GPSコースマップがありません。距離はGPSマップで測れますが、測りたい場所を自分でタップする方式です。グリーンまでの残り距離が常に出ている、高低差が分かる、ピンポジションを設定できる——そこまで欲しいなら、楽天かGDOのほうが確実です。コンペ機能もありませんので、大人数のコンペをアプリで集計したいならGDOです。AIスイング解析もApple Watch対応もありません。
SQOREは同じ組の4人ぶんを1台で完結させる作りで、大人数の集計ツールではありません。
握りをやるなら、なぜSQOREなのか
オリンピックやラスベガスのポイント計算に、正面から対応しているアプリは多くありません。
| 握りのポイント計算 | |
|---|---|
| GDO | 公式情報に該当機能の記載なし(コンペのハンデ集計には対応) |
| 楽天 | 2026年8月5日にゲーム機能(ベータ版)を追加。ホールごとの金・銀・銅メダルと、自由にポイントを記録する2種類 |
| GN+ | 「汎用的に使えるポイント機能」。プラス/マイナスの数値をテンキーで入力して集計する方式 |
| SQORE | 12種類のゲームをルールごと自動計算。打数を入れるだけで清算まで出る |
GN+のApp Storeレビューには、利用者から「ポイントの記録ができますが、更に詳細な記録(オリンピック・ニアピン・ドラコン)が区別出来ればと感じました」という要望が寄せられています(2024年4月)。需要はあるけれど、まだ埋まっていないのがこの領域です。
乗り換えても、失うものは少ない
SQOREはスコア管理アプリとして、上に書いたとおり他社とほぼ同じことができます。だから「握りの計算のために、もう1つアプリを入れる」必要がありません。いま使っているアプリの代わりに使って、握りの計算が増える、という形になります。
コースマップやコンペ集計が必要な日は、そちらのアプリと併用してください。
どれを選ぶか
| 目的 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| スコアを記録して分析したいだけ | どれでも | 4つとも無料で内容もほぼ同じ |
| 残り距離を自動で出したい | 楽天 | GPSコースマップが完全無料 |
| 大人数のコンペの幹事 | GDO | 新ペリアなどのコンペルールに対応 |
| スイングを直したい | 楽天/GN+ | AIスイング解析 |
| 楽天をよく使う | 楽天 | ポイント・予約・チェックインが連携 |
| 仲間内で握りをやる | SQORE | 12種類のゲームを自動計算 |
よくある質問
ゴルフのスコア管理アプリ、結局どれがいい?
スコアを付けて分析するだけなら、GDO・楽天・GN+・SQOREのどれでも大きな差はありません。4つとも無料で、スコア入力・ティーショットの記録・分析が一通りそろっています。残り距離を自動で出したいなら楽天(GPSコースマップが完全無料)、大人数のコンペを集計したいならGDO、握りをやるならSQORE、という選び方になります。
オリンピックやラスベガスのポイント計算ができるアプリは?
正面から対応しているものは多くありません。SQOREは12種類のゲームをルールごと自動計算します。GN+は数値を手入力して集計する「汎用的に使えるポイント機能」、楽天は2026年8月にホールごとの金・銀・銅メダルなどのゲーム機能(ベータ版)を追加しました。GDOは公式情報に該当機能の記載がありません(2026年8月14日時点)。
スコア管理アプリのGPSコースマップは無料?
アプリによって違います。楽天は完全無料です。GDOは無料でも使えますが、無料版は4ホール目以降に一部機能制限があり、全ホールで全機能を使うにはプレミアムプラン(月額300円)が必要です。GN+のナビ機能は有料で、1ゴルフ場90日間160円(初回1ゴルフ場30日は無料)。SQOREのGPSマップはプレミアム(月額100円)に含まれますが、コースマップではなくタップ計測です。
コンペの集計ができるアプリは?
GDOのコンペ機能は「新ペリアなどさまざまなコンペルールにも対応」と公式に明記されています。楽天とGN+にもリーダーボードやコンペ機能があります。SQOREには大人数のコンペを集計する機能はありません。
SQOREにできないことは?
グリーンまでの残り距離やピンポジションが自動で出るGPSコースマップ、大人数のコンペ集計、AIスイング解析、Apple Watch対応がありません。距離はGPSマップで測れますが、測りたい場所を自分でタップする方式です。同じ組の4人ぶんを1台で完結させる作りなので、大人数の集計ツールではありません。
パーオン率やボギーオン率が見られるのはどれ?
複数のアプリが出しています。GDOは公式説明文に「パーオン率やフェアウェイキープ率など、より細かな分析データも確認できます」と記載があります。SQOREはパーオン率・ボギーオン率・リカバリー率・サンドセーブ率に加え、平均パットをパーオン時とボギーオン時に分けて表示します。
この記事の調べ方
2026年8月14日時点で、App Storeに掲載されている各アプリの公式説明文、各社の公式サイト、App Storeで公開されているアプリ画面(GDO 8枚・楽天 10枚・GN+ 9枚)を確認しました。「記載なし」としたものは、公式情報で確認できなかったという意味であり、機能が無いと断定するものではありません。アプリは更新されるため、最新の内容は各社の公式情報をご確認ください。